研究から開発、生産までをトータルに行い、高品質な製品を提供

商用車や建設機械、ディーゼルエンジン製品のまさに心臓部を担っている鋳物部品を製造しています。
部品の必要要件を満たす製品形状の確立(形状案作成、試作、評価)に新材質開発を併せ、総合的にお客様のニーズを満たすことのできる開発体制を擁しています。

1500℃以上で溶解された材料は、いくつものプロセスを経て鋳物として誕生します。オートメーション化と職人の技術が溶け込んだ各工程内では、測定・検査が繰り返され、高い品質を保つシステムが形成されています。

生産

高品質な鋳造品の供給

当社では鋳鉄鋳物を国内だけでも年間約20万トン生産しております。これは日本における鋳鉄鋳物全体の約6%に相当します。
高い技術力をもって、お客様のニーズに即した高品質な鋳造品を提供していきます。

生産工程例

出荷
出荷

生産設備

最新技術を駆使した生産ライン

鋳造、加工、組立、検査など全ての工程でNC制御などによる自動化を進め、安全で高品質なフレキシブル生産ラインを構築しています。

自動造型工程

自動中子セットロボット

機械加工工程

機械加工・組立

主型造型

型枠に砂が投入されて、造型機により主型を造型

中子セット

組み立てられた中子を主型にセット

注湯

自動注湯機を使用して、中子をセットした主型に溶けた鉄を流し込む

冷却・解枠

冷却し、鉄が固まったところで、型枠から砂をバラして鋳物の取り出し

選別

マニュピレーターといわれるロボットで製品と製品以外に仕分け

中子成型

鋳物の中空部をつくるための中子(なかご)を、砂を圧縮して製作

中子組立

完成した中子を他の中子と組み立て

研磨・ハツリ

材料受入

溶解(高周波誘導炉)材料受入

原料は高周波誘導炉に適正配分され、投入・溶解

溶解(受配湯電車)

自動成分制御により溶解された鉄(溶湯)は受配湯電車によって運搬

検査

自動加工機で加工された製品は、他の製品と自動で組み立て

出荷

最終検査

最終の検査が行われ、梱包出荷

加工・組立

自動加工機械で加工された製品は、他の製品と自動で組み立て