IJTT RECRUITING SITE

IJTTのこれから

IJTTのこれから

リーダー達が考える、
未来を動かすための事業への想いとは。

約4,000名のIJTT社員を率いる瀬戸社長と、ユニット開発/生産技術それぞれの部門を束ねる濱中常務、八木常務の3名が集う座談会。2019年に誕生したIJTTの他社にはない強み、注力している分野、これからの展望、求職者へのメッセージの4つのテーマで内なる想いを語ってもらいました。

瀬戸 貢一

代表取締役社長

瀬戸 貢一

いすゞ自動車で39年にわたって活躍し、2022年にIJTT社長に就任。みんなが自分で考え、自分で切り拓く元気な会社づくりを牽引する。

濱中 好久

ユニット開発部門 常務執行役員(部門統括)

濱中 好久

自動車部品工業(株)で駆動装置(ドライブトレイン)の開発に尽力。複数の特許も取得。
モットーは「KEEP ON CHALLENGING」。

八木 直人

技術部門 常務執行役員(部門統括)

八木 直人

小型エンジンの生産技術者としていすゞ自動車で活躍し、2022年からIJTTの経営に参画。
モットーは「“できない”と言わないこと」。

ダイナミックに躍動する
3事業の強み

3事業の強みのイメージ
瀬戸社長の画像

-IJTTの他社にない強みとは?

瀬戸社長

鋳物事業のアイメタルテクノロジー、鍛造事業のテーデーエフ、機械加工・組立事業に強みを持つ自動車部品工業が統合して2019年に生まれたIJTTですが、その起点となったのは世界的な競争力の強化でした。
合併したことで企業としての体力は確実に向上し、投資回収やコスト競争力が上がりましたね。また、素材の開発から完成品を生み出すための一連の流れを1社で賄えるようになり、効率化も進みました。

八木常務

加工の立場から見るとデメリットになることが、鋳造や鍛造から見るとメリットになることが実際にあり、相互のコミュニケーションが活発になりました。風通しが良くなることで製造や生産技術、材料開発の視点から開発への提案も行えるようになりましたね。

濱中常務

同じ自動車業界ではありましたが、異業種の統合ですので越えるべき課題はたしかにありますが、開発メンバーの視野も確実に広がっています。合併前の既存部品だけを見るのではなく、全体として見ることができるようになっています。
完成車メーカーに直接製品を供給するティア1(Tier1)メーカーとして『提案できるサプライヤー』への進化を目指して進んでいます。

瀬戸社長

合併したことでスケールメリットが生まれたことはもちろんなのですが、合併前の3社はそれぞれ長い歴史を持った会社です。
それぞれが培ってきた顧客との信頼関係も、私たちにしかない強みだと感じています。

濱中常務の画像

-今、力を入れている分野

瀬戸社長

自動車業界の大きな流れとして「電動化」というテーマがあります。その流れに沿った部品や製品ユニットの開発が、力を入れている分野のひとつですね。

濱中常務

「その実現に向けて、スピード感をもってどうアクションしていくか?」が開発部門に問われています。具体的にどんな分野に注力し、どんな設備や人材に投資するのかといった判断を迅速に行う必要があります。結果を恐れず一歩を踏み出し、勇気をもって対応していきます。

瀬戸社長

電動化への対応を進めていく一方で、鋳造をはじめ自動車業界で培ってきた技術をそれ以外の業界に広げていくことにも目を向けています。
例えば、これからのモノづくりを牽引する産業ロボットのアームやベースで私たちの技術がすでに活用され、ビジネスの拡大が期待されています。

八木常務

私が束ねる技術部門には材料開発のセクションもあります。
お客様が驚くような高機能・低コストの材料を開発し、他部門とタッグを組んで画期的な製品を生み出すことができれば、さらなるチャンスが広がります。
多品種小ロットへの対応力も、確かな強みにすべく力を入れています。

八木常務の画像

-想い描く、IJTTのこれから

瀬戸社長

『100年に一度の大変革期』と言われているように、自動車業界全体が変わろうとしています。変化にはリスクがある一方で、うまく適応できれば大きなチャンスをつかむことができます。私たちIJTTも積極的に変わっていくことで、大きな進化を遂げられる可能性があると考えています。
当社の最新技術をアピールした「人とくるまのテクノロジー展(横浜・名古屋で開催)」では、予想をはるかに超える反響がありました。

濱中常務

「人とくるまのテクノロジー展」は私たちのようなティア1(Tier1)メーカーの出展が主でしたが、車両メーカー及び自動車業界の枠を超え、ティア1/ティア2などから引き合いやアプローチがあり、出展から数カ月で新たなプロジェクトがいくつも誕生しています。

瀬戸社長

1社では解決できない壁も、協力し合うことで越えられることもあると思います。これまでに会ったことのない業界の方々との付き合いを広げていくことも重要ですね。
また、ニュースなどで毎日のように話が出てくる「カーボンニュートラル」も、私たちが解決しなくてはならない課題です。カーボンニュートラルを正面から解決できたら、この課題に悩む世界中の企業に向けたビジネスチャンスが広がります。

八木常務

カーボンニュートラルへの取り組みで重要なのが、イメージの共有です。たとえば2030年、2050年に向けて臨んでいくべき道筋(ロードマップ)をしっかりと考え、周知していきます。
この課題解決への近道はありませんが、避けて通れない道です。達成することで世の中にも認められ、それが生き残りにつながると信じています。

瀬戸社長

私たちのように鋳造を生業にする企業の数は非常に多いのですが、カーボンニュートラルへの取り組みに追随できない企業もでてくるでしょう。それらの企業が手掛けていたビジネスを引き受けることで、更なる貢献ができると思っています。

-求職者へのメッセージ

八木常務

開発や製造に比べると、生産技術は裏方で目立たない存在かもしれません。しかし、設計図面に盛り込まれたさまざまなアイデアを「どのように現実の製品にしていくか?」という醍醐味があります。生産技術部門は製造現場のSQCD(Safety:安全/Quality:品質/Cost:原価/Delivery:納期)を担保する心臓部であり、技術の源泉でもあると私は思っています。
IJTTには、この重要な仕事にネバーギブアップの精神でチャレンジできる土壌があります。興味をもったら、どんどんエントリーしてください!

濱中常務

IJTTの中でもベンチャー的なエッセンスを持っている開発の仕事には、他社との差別化を追求する尖った姿勢や発想力と、企業人としてのビジネス感覚を併せ持った人材が必要です。また、大学時代に学んだ分野の枠を超え、学び直す姿勢も大切です。これからのIJTTをカタチづくる分野を1から学び直すくらいの気概に満ちた方がいらしたら、ぜひ一緒に仕事をさせていただきたいです。

瀬戸社長

私はこのIJTTという会社を大きく化けせたいと思っています。その原動力となるのは、とんがった多様な個性たち。その若い個性を受け入れる懐の深さを生み出すのが、マネジメントに取り組む私たちの役目です。
昨今のIJTTでは、さまざまなプロジェクトに若手を抜擢する動きが出てきています。若手を信じ、任せる雰囲気がどんどん広がっています。「IJTTを私が変えてやるんだ!」という前向きな想いをもった方がたくさん来てくれると、さらに面白くなりますね。